こんにちは。
野郎です。
今日は野郎っぽくないことを書くよ。ある人からの助言が何年もかけて腑に落ちた話しを書くのです。
まー読む人が読むとわかっちゃうのかもしれないけど、可能な限りうすらフワッと書きます。今は縁なき場所ですし、もめたわけではないつもりだけど、いまさらハッキリもめるのもヤヤコシイので。いや、もめたのかな。あのあと少しあったから。まーとにかく、関係者への配慮って事っす。
中ボス
ある時期、野郎は好き好んでお金を払いながら手を動かしたり考えたり書いたりしてました。あまりにも面白かったので最後まで行ってしまったのですな。アホなんだと思う。
そこには野郎が中ボスと呼んでいる人がいました。そこにはボスがいて、その人は言ってみれば中間管理職なので中ボスって呼んでたんだね。
この中ボスとその連れ合いはアレでしてなぁ。。。。野郎から見ると、本質的なことには言及せず、ひたすらに執拗に枝葉末節を指摘し続ける人でした。少なくともその時の野郎にはそう見えていた。
腑に落とせない
あるとき内地にいた知人が沖縄に来ました。彼とは一時期?今も?同門?でして、稽古したりしたんだね。今となって考えれば、野郎はそもそも所属してなかったのかもしれないのだけど、それでもきっと彼とは近しい道のどこかにいるのだと思っています。(幅のとても広い)道を同じくする者、です(と思うのは自由なので)。
その彼の連れ合い様がおられたときに中ボスの話しになりました。「相手は変わらないので、自分が変わるしかない」といった助言を頂戴しました。野郎からすると????でしかなくて、完全に相手がアレなのに、なぜ自分が変わるのだろうか?意味が分からないと思いました。わからないから、わからないまま時間が過ぎました。大変だったなー。
合目的的な動き
時は流れ、野郎はそこを非常に中途半端な形でやめることもできないけど、諸事情により離れました。その後はウルトラ出張三昧の仕事をしていて、基本的にどこにいるかわからない暮らしでした。ホテルと現場の往復だけで生きていた。一生分の飛行機に乗った(当社比)。このままやるなら全所有物をスーツケース2つくらいに小さくして、賃貸の部屋も車も手放そうと思っていたなー。もう少し大切にしてくれていたら続けていたかもしれぬ(笑)。
あるとき中途半端の状況を確定できそうになり、野郎もどうにか対応できそうでした。状況を確定させ、終わらせるきっと最後のチャンスでした。これを逃したら、永遠に中途半端なままになりそうだった。
このとき野郎は状況を終わらせることを最優先にすることにして、他のありとあらゆることは全部無視することにしました。例えば、細かい中ボスと自分とどちらが正しいのかといったことは、まったく意味を失っていました。終わらせること以外はホントにどうでも良かったんだよ。
同時に、どうすれば一番最節約的合理的に終わらせられるかを考えました。野郎は、大方針をボスと話して決めました。加えて、ボスには、細かい修正はすべて中ボスに従うから、大方針から外れてきたら教えてくださいとお願いしました。あれだけ細かい中ボスが納得できれば、あれ以上細かいことを指摘する人はいないと踏んだのです。そしたら細かいことは自分で考えなくていいじゃないですか、中ボスがやってくれるのだから。その分浮いた時間を別のことにあてました。それが最も合目的的な行動に思えました。
いろいろ裏返り、状況が終わる
毎日毎日中ボスとやり取りをしていました。自分なりに考え、わからないことは分からないので納得するまで説明してもらいました。私と中ボスとどっちが正しいかを確認しているのではなく、ただ分からないときは分からないので聞いていました。するとどうでしょう。中ボスは生き生きとしています。中ボスは承認欲求が満たされていたのか、私は私の事情で最節約的に行動しているだけなのに、なぜか味方になってくれたようでした。不思議だなー。
そうするとなぜかすべてが色々うまく回りだして、良い状態で本番を迎え、問題なく状況を終わらせることができました。
ようやっと腑に落ちた
そのときは夢中でよくわからなく、その後は身辺が大きく動いたため、何年かこのことは考える機会がないまま過ぎました。あるとき機会を得て考えてみると、あーあのとき相方さんが言っていたのはこのことだったのかと思いました。確かに自分が変わりました。そして、それだけで全部うまくいって、全部解決しました。
よくわからないけど、問題だったことや嫌だったことが、全部奇麗に裏返って自分の味方になったのです。問題は善きことに変わりました。
連れ合い様どうもありがとうございました。感謝しております。
このことから得たもの
このことを明確に理解してから、野郎の考えが少し変わりました。
例えばいま仕事で??なことも多々あるのですが、
- 状況から何を得るのかは自分が決める
- 状況の主導権は自分にある
- 目の前のことに対して、できるだけ合目的的にのみ対処する
- 相手がバカかどうかは関係がない
- 誰が正しいかもあまり意味がない
- 自分の方が正しいとか、アタマがいいとか、スキルがあるとか、証明することに意味はない
- 自分の大きい目的とか考えに対してできるだけ合目的的に行動する
といった風にほんとに思っています。
自分で噛んだものしか飲み込めない
連れ合い様から助言をいただいて、状況を終わらせるのに数年かかっています。そこから何が起きたか理解するのにまた数年かかっています。全部で10年近くかかっているのではなかろうか。
一つのことをわかるのに何年もかかることはあるのだと思います。例えば、野郎は相方を長年叩いてきて、コレ!って言ってもらうのに20年近くかかりました。ははは。まー、ずっと宿題として抱えていることが大事な場合もあるのかもしれません。
野郎は「野郎は自分で噛んだものしか飲み込まないよね」と言われたことがあります。パーはパーなりに車輪の再発明をしながら生きていくのかもしれませんな。
そんな野郎にもいろんな方が助言をくれるので、とてもありがたいことです。お友達のカオリンも同様のことを言っていた気がするもの。
連れ合い様、本当にどうもありがとうございました。