こんにちは。
野郎です。
今日は読書感想文だよ!
とりとめもない話をするつもりなんだね。
ははははは。
人間の特徴って色々あるじゃないですか。
直立二足歩行だとか道具の使用、言語の使用とかがよく言われているのかな。
栗本さんは集団的暴力が快感にセットされている種って言ってたね。
そうといった特徴の一つに「累積学習」ってのがあるのね。
これはさ、先人の知恵を使えるってことだね。
細かい発明とかが連綿と続いていて、我々はその成果物がある前提で何かを作ったり考えたりできるのね。
例えば、このブログを書いているPCだってさ、プラスチックとかアルミの加工、液晶、電気やら基盤、もーなんかやたらめったら技術の積み重ねじゃないですか。
野郎はこのPCをイチから作ることはできないけど、これを使って色々することはできるのね。
累積学習ってこういったことっす。
イマイチ綺麗に頭がまとまってないけどさ、前に「年収は住むところで決まる」って本を読んだの。
読み返している時間がないので記憶を頼りに書くよ。
間違ってたら訂正するから教えてくださいねー。
この「年収は住むところで決まる」って本の内容はさ、まぁ、タイトルそのままの内容なのね。
シリコンバレーなんかが典型だと思うけど、一定の職能者が集積してくるとさ、単に数が増えたって以上の効果があるんだって。
例えば、そういう色向けのインフラとかサービスが安価に提供される。
同じような人材が地域で流動することで全体のレベルが上がる。
同じ職能者同士の公式・非公式の交流が新たなアイディアを生む。
とかそんな話しが書かれていました。
なんかコレも累積学習の話と近いと思うのよね。
学習したいことをやっている人が周りにたくさんいた方が、その人の累積的な学習の効果が高いと言うような。
この話しに似ていて逆のことだとさ、「銃・病原菌・鉄」とかって売れた本があるじゃないですか。
えーと、こちらも時間がないので記憶を頼りに書くよ。
間違ってたら訂正するから教えてくださいねー。
この本の中でさ、最小文明維持可能個体数(たぶん)という概念が出てきました。
これはさ、例えばイースター島(だったと思う)に人類が入り込んだ時は、結構高度な文明を持ち込んだらしいの。
モアイとか作るくらいの余裕があったんだね。
でも、だんだんと人口が増え、島の環境収容力を超えてしまって、エネルギーが枯渇しちゃったんだって。
例えば、木がなくなっちゃったのね。
そうするともう大きい船は作れないし、大きい家も作れない。
そうやって徐々に文明が衰退して、モアイ像がロストテクノロジーになっちゃったらしい。
さっきPCの構成要素技術のこと書いたけどさ、これって一定の技量を持つ専門家と、設備とその管理者とかが必要じゃないですか。
そうすっとその人たちが食べていけるよう専門農家も必要です。
結構な人口がないと技術って維持できないんじゃないのかな。
この最小文明維持可能個体数の概念とさ、年収は住むところで決まるって話とさ、人類の特徴とされる累積学習の話しって、全部つながっていると思うの。
同じことの別側面というか。
あ、いや、別に結論とかはありません。
・・・・すまん。
あのー、何やら面白いなーと思ったのね。
すまん。
「収入は住むところで決まる」も「文明・鉄・銃」もどちらも面白いからご一読をお勧めしますー。
よかったらどうぞー。
大館の桜。
満開です。
つるつるつるつる。
空港で見かけた手ぬぐい。
もちろん買った。
コメント
累積! 役にたっていない累積で身動きできなくなるのはカンベンして。
ちなみに、東京の仕事場付近は露天駐車場で1台月5万円税別っす。そんな感じ?
>カオリさん
東京の駐車場って高いですよね。5万円ってローン組めそうな金額っす。