こんにちは。
野郎です。
野郎の子供が2歳10ヶ月になりました。日々ゴリゴリ発達してらっしゃいます。
この後もうすこし書くけど、いやー、3歳直前の幼児ってのはすごいものです。よくさ、豚とかイカとかの頭がイイってのを表現するのに、人間で3歳並みの知能とかいうじゃないですか。それはものすごい頭いいんじゃないかと思っておののいています。イカタコ恐るべし。
身体運用
野郎も毎日子育てをしていましてね。毎日のスケジュールのようなものがあります。まーご飯とかお風呂とかをバリバリとこなしまして、21時には就寝です。
野郎がテレビものすげー嫌いなので野郎宅にはテレビはないし、全員が子供の子供の寝かしつけに参加しますから、21時には家の中は真っ暗クラです。
先日寝かしつけてる途中で野郎の子供(以下「子野郎」)が起き上がって、「一個の手が上手にできない!」と言いました。何ことかしらと思ってよくよく話を聞くと、片方の手が動かしたいように動かないと言いたかったようでした。なんかね、左手ではチョキができるのに右手ではできないらしい。
寝る前にその主張をしなくてもいいのではと思ったけど、野郎は結構びっくりしました。
だってさ、自分の身体運用でしたいこととできること、できないことが明確になっていて、しかもそれを説明できるんだよ。野郎も少し運動してるけど、こんなに明確に話せるかなー。結構難しいことだと思う。野郎なんて10年以上取り組んだ(でいる)沖縄拳法も今に至るも五里霧中だもんなー。来世に期待だなー。ははははh。
いやしかし3歳前になるとこんなに明確化するんだなー。いやー幼児恐るべしだよー。
バーチャルとリアル
野郎の家にも絵本があってね、読んでくれと言われてヒザの上に子野郎を乗せて絵本を読んだりしています。お風呂の後は動画視聴とかもしないので、寝る前30分とかは絵本を読むことが多い気がする。まー野郎は読むの上手じゃないらしくて、あまりお願いはされないのだけれど。はい。主に奥さんが読んでいます。
うちでは本棚から子野郎が読んでほしいものを持ってくる方式になっています。たまに大量に持ってくることがあって困惑したりします。持ってくる本に子野郎なりに流行り廃れがあって、それ自体興味深いですな。
「しずくの冒険」って絵本があって、随分前からある絵本なんだけど、長めの話なので興味が持たないらしく最近は流行ってなかったのね。このあいだ奥さんが久しぶりにこの本を読んでたの。話の中にツララが出てくるんだけど、子野郎が野郎に「野郎はツララ見たことあるの?」と聞きました。ハイって答えたら、「子野郎はツララ見たことない」って答えました。
野郎はたいそうびっくりしました。3歳前にしてバーチャル(絵本)と本物の区別がついている!
つまり、「この絵本にあるツララは見てるけどこれは本物のツララじゃなくて、本物は見たことない。けれど野郎は見ている」ということがわかっているのです。すごい。
大半の大人がテレビとホントの区別とかつけられないのに、幼児すごい。
一人称
子野郎の名前が仮に子野郎とするとさ、いままで彼は自分のことを指すのに「子野郎は」って言ってたのね。これがさ、最近「僕」を使う時が出てきました。「俺」っていうのも一度だけ聞きました。
野郎も最近まで子野郎と話す時も一人称は「俺」だったので、子野郎が野郎を指す時「俺」って言ってたのね。「「俺」も一緒に散歩行くの?」とか。子野郎が僕や俺を理解したということは、俺の俺は俺にとっての俺だったということが判ったのだろうなと思う。すごいなー。
加えてさ、まー今でも一人称は「子野郎」が大半なんだけどね、幼稚園で「子郎」って呼ばれてるとしたら、幼稚園では「子郎」はといって、家では「子野郎は」と言っているっぽい。これもすごいなー。名前は他人のものって理解している。
いや、3歳前の幼児ってすごいよ。
動物の「3歳児並みの知能」
よくさ、頭いい動物を表現するのに「N歳児並みの知能」っていうじゃないですか。それぞれ何歳児並みか知らないけど、イルカとか猿、象、豚、イカ、タコ、クジラとか。
いやー彼らが仮に3歳児並みだとすると恐るべしですよ。ものすごく頭いいと思う。
まぁ別に頭がいいから何だっていえば別にだから何ってないけど、野郎は身近に子供がいないままイキナリ子育てしてるので日々驚きです。子野郎は野郎より頭がいいと思う局面が多々あるもの。このあたり野郎はやってみるまでわからなかったよー。