名前をつけるということ

こんにちは。

野郎です。

今日は「名前をつけること」についての話だよ。いつもとは少し毛色の違う内容ですよ。

野郎は心理学的ティップスみたいのってあんまり好きじゃないのね。だけどさ、今回書く内容をやってるうちに何やら色々と楽チンになってきたから書いておこうと思いました。話半分で読んでおくれたまえー。

結論

時間がない人はここだけ読んでね。

過去の出来事とか思いが湧き上がってきて困ったら、その出来事とか思いに名前をつけてあげたらやがて出てこなくなるよー。オススメー。

簡単だね!

名前の威力のようなこと

野郎が今まで読んできた本の中とか、何かで聞いたことに、名前の威力のようなことが書かれていたんだよ。名前の威力とか、名付けの意味のようなことね。

思いつくままに列挙するね。

昔の日本には「忌み名」ってのがあった。本当の名前は限られた人しか知らない。知られると、その名前を使って悪意あることをされ得る、とかそんな話し。

ついでに今Wikiで調べたら、「人物の本名はその人物の霊的な人格と強く結びついたものであり、その名を口にするとその霊的人格を支配することができると考えられた」って書いてあったよ。野郎が何かで聞いた話とほぼ同じです。「実名敬避俗」っていうのか。。。世の中には知らないことがたくさんあるな。

他にもさ、キリスト教だかユダヤ教も、神様の本当の名前を呼んだらダメだったよね。宗教は詳しくないけど、あっちの神様には普段使わないほんとの名前があったと思う。

どの本か忘れたけど、橋本治さんの本の中で、物事を取り扱えるようにするためには名前をつけてピンで止めることって書いてあった。ピンで止めちゃうと物それ自体とは異なるものになっちゃうんだけど、ピンで止めることで取り扱えるようになる。取り扱えるけど、物自体とは少し違うから注意しとかないとね、みたいな内容だったかと思う。・・・・たぶん。・・・下手すると四半世紀前に読んだことなんで、記憶が大幅改変とか捏造記憶だったらスマン

あとさ、これもなんの本か忘れたけど、栗本慎一郎さんの本の中で、科学が未知の現象を取り扱うときに、作業仮説として名前をつけて先へ進むとかって話がありました。観測される事象だけあってさ、何がどうしてそうなってるかわからない時に、野郎現象とか野郎効果とか名前をとりあえずつけて、対象として研究しやすくするみたいな話だったと思う。・・・・たぶん。・・・これも下手すると四半世紀前に読んだことなんで、記憶が大幅改変とか捏造記憶だったらスマン。

なんかさ、こうやって書くと名前や名付けることの意味の輪郭みたいのが見えてきませんか?名前でアクセスして対象を操作するといったような。

記憶や思いに名前をつける

野郎はtumblrってサービスが大好きでね、最近は肌色関係が規制されて威力が落ちてきています(野郎比)が、たいそう愛用しています(肌色解禁希望)。気を抜くとやたら長い時間見てたりする。自分でキュレーションした雑誌みたいなんだよね。時間がアブナイ。

そのtumblrで最近回ってきてアッと思ったんだよ!リブログしたかもだけど手元にない(見つけられない)ので、大意を書くね。

繰り返し想起される嫌な記憶はあなたの獣の脳に刻まれている。そのままでは人の脳からはコントロールできない。出てきたらその記憶に名前をつけろ。そうすれば嫌な記憶へのアクセス経路ができる。経路さえ確保されれば、あなたの人間の脳からコントロール可能になる。

野郎はさ、さっき列挙した名前や名付けの意味とこの話しがバチっと繋がったのです。あれらが繰り返し上がってくるのはアクセスできてないからで、名前を付ければ操作の俎上に上るのか!なるほど!

なるべく馬鹿馬鹿しい名前にしましょう

野郎にも嫌な記憶とか繰り返される思いとかがあるのね。えぇ。そりゃたくさんありますよ。。。それに名前をつけていくことにしました。名前の付け方は、●●事件(大袈裟方向)とか、〇〇妄想(妄想と断じている)、とかです。あんまり深刻にならないように、ちょっと馬鹿馬鹿し目にしたほうが素敵だと思う。だってさ、過去のこととかは妄想なんで、(今苦しいとしても)ホントのことというか、今この瞬間の事象ではないじゃないですか。振り回されるのは本来はアホらしいのです。

嫌なことだけじゃなくて、ああしとけばよかったとか、しなければよかったとか、失言したとか、あれをやってたらどうなってるだろうとかも妄想系として名付けています。

例えば、野郎大失敗事件とか、やっぱりアイツはコ○セばよかったな妄想とか、あの仕事してたら今はどうなってただろう妄想とか、学位取らなければどうなってたのかな妄想とか。

これね、やってるうちにほんとにだんだん出てこなくなるよ。

位置付けられるというか、そういうことなのかもしれないです。お友達のカオリンは「Indexつける」って言ってた。

仮に出てきても馬鹿馬鹿しい名前もついてるし、嫌な気持ち度が下がってくる。そうするとさ、もうそれは過去のことだから妄想だなとか、その選択は過去のことなので妄想だよね、とか事実を自分に教える余裕が出てきます

続けてるうちに、パターンみたいのも出てくる。そうするとグルーピングして、野郎失言系妄想とか、アイツを●ろしたい系妄想とか、野郎あっちを選択してたらどうなってたかしら系妄想とかってくくれるようになります。そうすると自分の妄想傾向もわかるし、もうはっきり妄想なんで、新規妄想作成があんまりされなくなる気がする。作られても定着しないというか。

使えなさそうな場面

ただこれ、無意識の突発的反応とかには使いにくいと思う。それ系は別途対処が必要なのじゃないかな。

野郎の場合だと、俺はなんでこんなにバカなんだ系の怒り爆発ってのがあります。人には当たらないけど、馬鹿すぎる自分を殺したいくらい自分に怒る時がある。しかも、トリガーがウルトラ馬鹿馬鹿しい。。。これ系はこのやり方では対処が難しいのかなと思っている。

できることは、二の矢は受けないように頑張るというか、なるべく早く自分の機嫌をとって切り替える。切り替えた後は、定着しないよう妄想グループのどこかの事件として名前を付けるようにはしています。そのせいか、以前よりは爆発しにくい感じになってきたように思う、、、、思いたい。

結語

読んでる人に合うのかはわからないけど、野郎はこれでだいぶんと楽チンになったよ!お試しあれー。

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク
スポンサードリンク




スポンサードリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク