こんにちは。
野郎です。
今日は、人の話を聞く技術が役に立った具体例を書くよ。
少し前にさ、アップル製品を売ってる時に話しの聴き方を習ったよって書いたじゃない。
アレの役にったった話しを思い出したんで書くよ。
野郎の仕事はフィールドエンジニアらしいです。
ホントはそれじゃないんじゃないかとも思うんだけど、先輩がそう言ってました。
先輩はいつだって正しいのです。ははははh。
仕事でね、大量の報告書をお客さんのところで仕上げるっていうことがあったの。
すごい量だからさ、何ヶ月もかかるの。
軟禁状態ですわ。
検査の結果とかをさ、報告書にまとめてお客さんに出すの。
そうすっとおお客さんがレビューしてくれて、信じられないくらいの大量の付箋を貼って返してくれるのね。
もう何百枚の付箋があってさ、コメントガンガンしてあるの。
付箋をもとに図書をアップデートするんだね。
途中から合流したんだけどね、なんかオカシイと思ったの。
野郎は新人で機械のことも法令のこともよく知らないのだけどね、噛み合ってないと感じたのね。
お客さんから返してもらう時に、ただ受け取っていてさ、質問とかもしないの。
それで向こうは苛立っていてね。
野郎からみたら、そもそも向こうの要求を理解していないのではないかって感じがしたんだよ。
わからないなりにね、ご指摘はもっともだけどコッチはこういう意図でこういう風に記載しています。
論理的にはどちらでも構わないんだから、訂正しなくてもいいのでは?
ってきいたの。
で、いろいろ聞いてみたら、こうして欲しいとか、ああして欲しいってのが明確にあったのね。
話しの聴き方の技術を用いつつ、聞き出していきました。
聞き出すだけじゃなくて、わからなことを明確にしていったの。
わからないときは、これはこういうことですか?とかもう少し説明してくださいとかってやってました。
それを一つ一つ書き留めていって、これはこのようにしますね、あれはあのようにってやってたの。
そんでね、いやもともとはねって書類が出てきたのよ。
それは検査に取り掛かる以前に取り交わされた文書でした。
お客さんがこういう風に図書を作ってくれって要求を文書化したものだったのよ。
言ってみれば要求仕様書みたいなものです。
こんなものがあったとは・・・・。
最初からわかっていれば・・・・。
なんで図書係の野郎にいってくれないんだよ・・・・。
その後どうにか図書も終わってプロジェクトを閉じられたんだけどね。
話しを聞く技術って意外なところで役に立つなーと思ったの。
あのと聞き出せなかったら、迷走を続けてもっともっと時間がかかったはずなんだ。
営業とか小売業じゃなくても役に立つんだと思う。
自分の話をちゃんと聞いてくれる人を嫌いになる人は少ないからね。
何らか訓練することをオススメしますー。
少し前の大館の夕方ー。
そらが綺麗だー。