こんにちは。
野郎です。
今日は子供をどのように育てられたらいいのかなーとの思いを綴るよ。
そんな思いを綴るなんて、野郎は子育て熱心だね!
なんだか野郎にとって野郎の子供はものすげー可愛いんだよ!
このあいだね、野郎に子供ができました。
小野郎ですね。
現場で関連会社の人と話していてね、その人がウチは嫁が教育熱心で・・・・俺より頭良くなるわけないし・・・・小学生が宿題なんかやりたくねーよ・・・といった話が出ました。
野郎が思っていることを書くね。
書いたことが正しいわけでもないし、野郎がそのように実行するかもわからないっす。
話のベースは、橘玲の「言ってはいけない 残酷すぎる真実」だよ。
エビデンスもちゃんと書かれているし、何より面白いから一度読んでみるとイイんじゃないかな。
読み返している時間がないので、野郎の記憶だけで書くね(スマン)。
間違ってること書いていたらたらゴメンね。
そん時は教えてください。
訂正します。
世の中にはね、小さい時に引き離された一卵性双生児の研究ってのがあります。
思いの外、コレは結構広く研究されています。
もちろんさ、人為的にそういう状況を作るわけにもいかないから、そういう状況になった双子を追跡するのね。
双子の中には、片方がナチスの親に、もう片方がキブツ(イスラエルの子供の集団生活寄宿舎みたいなのね。ちゃんと覚えていない他のとこかも・・・)にみたいな、ビックリするような経緯もあるようです。
これがね、引き離された双子って歳をとるほど似てくるんだって。
逆だと思うじゃないですか。
小さい頃はそっくりで、離れてから異なった経験を積むうちに似なくなってくる、といったストーリーになりそうじゃない。
違うんだって。
事実は逆なんだね。
小さい頃は自分で周辺環境をコントロールできないから、周辺環境に染まる。
大きくなるにつれて周辺環境を自分で選択できるようになり、遺伝的な個性に従ってその人らしさみたいのが形になるの。
同じような色の服とか仕事とかを選んだりするのよね。
好みも似てるんでしょうな。
なんか、同じような犬を飼ってて、同じような名前をつけて、奥さんの名前もそっくりで、似たような髪型をしていてとかね。
詳細は忘れたけど、そんなことあるの?ってくらい似てるケースもあった。
どのように育てても、その人の遺伝的な傾向によってその人は形作られていくんだね。
その傾向は大きくなるほどハッキリする。
なので、野郎は幼児教育はあんまりしてもしょうがないかなーと思っています。
本人がしたいと思うことがあれば、できるだけさせたいとは思いますが。
これも言うと怒る人がいるのかもしれないけど、現在のところ将来の収入の予測因子として一番予測精度が高いのは知能指数なんだって。
知能指数ってほぼ遺伝で決まるのね。
だからつまりそういうことなのよ。
もちろん幸せとかQOLみたいなものは知能指数や収入と直結はしない。
けど、まぁ、関係する場合もあるよね。
もちろんね、全てが遺伝で決まるわけもなくて、生育環境も関係するのね。
ここで言う環境には2種類あって、親と共有する(親が関与できる)共有環境と、非共有環境(親が関与できない)があるの。
子供に影響を与えるのって、非共有環境が主なのよ。
やはり引き離された一卵性双生児の研究でね、片方が音楽家になって、もう片方はならなかったって話があるの。
- 音楽家にならなかった方の親が音楽家
- 音楽家になった方の親はフツーの人
一卵性双生児なんだから「才能」は同じはずじゃないですか。
これは非共有環境で説明されるんだって。
音楽家のとこで育った子はさ、周りの子も音楽家の子供でみんなそれなりに音楽的な才能があるから、集団の中で音楽キャラとして立てられなかったんだって。
一方フツーの親のとこで育った子はさ、周りの子よりも明らかに音楽の才能があるので、集団の中で音楽キャラが立って、その道に進む後押しになったんだって。
音楽家のとこの子はね、共有環境としては音楽に囲まれていただろうし、教育も受けたと思うんだけど、必ずじゃないだろうけどこういう結果になることもあるのね。
なんかこう、早期教育とか英才教育とか意味なさそうじゃない?
あとね、例えば、移民の二世は親の母語よりも、現地語の方を圧倒的に早く身に付けるんだって。
これも非共有環境の話しで、友達関係の方が影響力が強いんだよ。
これはさ、まぁ進化的には多分妥当で、本来人間って乱婚だと思うのよね。
乱婚で精子間競争をしている種に典型的な男性器だからね。
つがいを作るような生き物と比べたら一目瞭然です。
つがいってことは、メスをめぐる競争が精子よりもずーーーっと前に終わってるってことだからさ。
あのー、人はどうあるべきかって話じゃないよ。
どうういう動物なのかって話しね。
そうすっとさ、乱婚なんで子供の母親しかわからないわけだから、子育ては集団ですることになると思うの。
だって、人間の赤ちゃんって母親が一人で育てるには手がかかりすぎるじゃない。
一人では決してできないと思う。
以前は乳幼児死亡率がもっと高かったから、しょっちゅう子供を作っていたろうし、まわりにいた小さな彼らが手伝ってたらしいのね。
子供って自然に年下の面倒をみようとする強い傾向があるみたいね。
また、年下も自分と似た年上に懐く強い傾向があるみたい。
ちょっと話がそれるけど、例えば多人種の子供を混ぜた時に、なんとなく人種間でまとまってしまうんだって。
これは進化的には妥当な行動なんっす。
似た見た目なら遺伝的な背景が近い可能性が高いわけだから、より近いものを助ける・懐くのはまぁ当然かもしれませんな。
けど、まあ、ポリティカルコレクトネスってんですかね、大声で言いにくいことでしょうな。
子供は周りの子供に育てられる部分が大きいのだから、その集団に適応することが最優先になるのは当然ですな。
だから、親がコントロール可能な共有環境よりも、友達関係とかの非共有環境が強い影響力をもつの。
いままで書いてきたようなことが、今のところ科学的証拠をもってして裏付けられていることです。
- 成長するにつれて遺伝的要素の影響が強くなる
- 共有環境(親)は影響力が小さい
- 非共有環境(友達)の影響力が大きい
- 収入の予測因子は知能指数
- 知能指数はほぼ遺伝で決まる
うーん。。。
野郎は子供にはのびのび育ってくれればいいかなーと思うの。
けど、のびのびじゃなくてもいいかなー。
何かをやりたいと言い出した時にお手伝いができたらいいなー。
あとは、とても大事にしておるって伝わるといいですね。
コメント
オレは周波数上がることを細かく拾って、上がるねえ! 上がるねえ! と早口で言っているうちに、知能指数(梅)、共有環境(梅)、非共有環境(梅)、遺伝(梅)が、無価値になることを予言して、連続性信仰粉砕 活動に日々忙しいっす。
>カオリン
はい。梅っすか。