こんにちは。
野郎です。
今日はマネジメントしてくれーって話しです。
野郎は従業員100人以下の会社で働いております。
零細企業ですな。
大きい装置を据付して、検査して、納めるのが仕事です。
会社自体は組み立てとか設計、メンテナンス、営業なんかをやっている人もいます。
俺が会社に来た時、まーエクストリームな勤務でした。
毎日15時間とか働いて、次の休みはいつかわからないという。
残業代がちゃんと出た(当たり前)けど、カラダを壊すんじゃないかと思ってやってました。
ホント、生き延びられてよかった。
危なかった。
野郎はね、いち従業員ですから目の前の仕事を効率よくどんどんやるのが仕事です。
はい。いち従業員ですから。
だけど、頑張っても頑張ってもいつも残業したり休日出勤してるなら、野郎をマネジメントしている人が間違ってるんだと思うの。
従業員の能力を見極めて、適切な配置をするのもマネジメントです。
いつも納期に終わらないのなら、
- 納期の設定を間違ってる(短い)
- 投入する人員量を間違ってる(少ない)
- 売値が間違ってる(安い)
- 工数を見誤っている(少ない)
- 従業員の能力を見誤ってる(評価できてない)
だと思うの。
適切な能力配分の十分な人数がやってるのに終わらないのなら、納期が短いんだよ。
営業なのか誰なのかわからないけど、読み間違ってるんだと思う。
こういうことを現場の努力だけで毎度毎度軟着陸させるのは不可能です。
一度や2度ならできるかもしれないけど、毎度は無理だしイヤです。
プロジェクトの内容に対してどのくらいの納期が適切かは、マネジメントの領域だと思います。
短い納期を突貫工事で終わらせられる場合もあるかもしれません。
でも、クォリティは維持できるのだろうか。
あとから問題が出てフォローが必要だったり、信用を失ったりしないのだろうか。
納期が長くて、適切な能力があっても、そりゃ人が少なければ終わらないです。
人を投入してください。
10の分量の仕事には、1の能力の人が10人必要です。
予算がなくて人を入れられないと言うのなら、売る値段が間違ってるのではなかろうか。
必要な人件費を削ればそりゃ何かが犠牲になりますよ。
犠牲になるのは、納期とか、クオリティとか、従業員の心身とかです。
心身を壊してまで仕事する気は野郎にはないなー。
だってあとあとまでダメージが残るもん。
時間は有限です。
完全に赤字だよ。
工数の問題もあるよね。
おうちに帰るまでが遠足って話があるじゃ無いですか。
野郎の仕事だと、報告書を出して承認をもらうまでが仕事です。
この報告書を作る時間を計算してない時があるんだよ。
そうすると次の現場に、前の現場の報告書作成を持ち込むことになりますな。
けど、昨日書いたけど、現場のスケジュールに予備はないのですな。
そうすると、、、、まぁ夜か日曜日にやるんですな。
やれるわけないですな。
これ、心身を壊しますな。
納期が適切で、人がいても、能力を見誤っては進まないです。
で、これは働いている人のせいじゃないです。
だって、経験なりなんなりで、5の能力の人もいれば、1の人もいます。
0.5の人はその人なりに仕事をするしかないじゃないですか。
10の仕事量に5の人を2人なのか、1の人を10人入れるのかを見極めるのもマネジメントです。
能力を見極めるのは難しいかもしれません。
けど、それをできないと言うのなら適切な給料が考査されていないことになる。
基本的には能力や役割に応じて払ってるんですよね。
働く人の能力の見極めて適切に配置できないのならマネジメントができていないんだと思う。
まして、プロジェクトなんて今日の明日に走るわけじゃありません。
前もって人を確保して育ててください。
仕事ができない人がいたら育ててください。
育てられないのは、育てる側の問題です。
教えるってことは相手を見極めるってことを含んでいます。
どんな人かに応じて教え方を変えるのは当たり前です。
1回言ってわかる人間なんていません。
わかるまで、できるまで、手を替え品を替え何百回も同じことを言うのです。
それができないのなら育てる能力が無いってことっす。
また、人を育てるって発想がないと、結局のところ焼畑農業になりますからね。
社内でやるにしても、外注さんに頼むにしても、人間を使ってるって思ってやらないとダメですよね。
だって社内なら辞めちゃいます。
外注さんなら来てくれなくなります。
どんなプロジェクトも結局個人個人の積み重ねです。
働いている人がいなければそもそも成立しないはずです。
働いている人にも生活や家族といった背景があります。
みんなが健康に楽しく暮らせるようマネジメントしてくださいな。
いやー、ホントに、従業員(とその家族)を大事にしない会社って社会悪だよ。
前住んでいたお家からの夕方ー。