こんにちは。
野郎です。
アマゾンで買い物をしたら、保証カードと称するものの裏に変なことが書かれていたから、そのことを書くよー。
えーと、先日アマゾンで傘を買いました。
大きいお花の描かれた可愛い傘です。
そしたらね、名刺サイズのの「保証カード」というものが入っていました。
概ね購入のお礼とかレビューのお願いとかなんだけどね、変なことも書かれていたのです。
「不明な点がございましたら、星3つと以下のレビューを直接発表しないよう、まずは弊社にご連絡いただけないでしょうか。」とのことです。
しかもアマゾンのロゴ入りっす(笑)
うーん。レビューとは何かを考えさせられる文言です。
ただね、ネットの販売なのだから、ネットの評価というのを気にしているというのは理解できる気がします。
食べログもやらせ問題とかあった気がするけど、あれも評価の話です。
一年の3分の2を出張している野郎はbooking.comのヘビーユーザーでして、そういえばレビューも時折投稿しています。
これらはレビューが正確なのかはわからないでけど、情報がたくさん長期に集まった場合、何かしらの意味というか精度が出てくるんだろうなと思います。
だって10万人利用して9万人が最悪と言っていたら、何か問題がある気がしませんか。
このあいだロドを買った時いろいろあったけどさ、あれも評価システムがない土俵で買ったのがトラブルの元だったのかもしれないね。
ヤフオクだって色々あるけど、まだ評価の仕組みもあるし、トラブった時に互いに問題解決しようと動くもんね。
もちろんクレーマみたいな人もいるよ。
けど、情報が長期に大量に蓄積されると変わってくる。
ヤフオクでも「新規の方取引お断り」というのがあるけど、ロド購入の顛末はそのあたりなんだろうね。
騙し得の土俵に乗ってしまい、誠意のないヤツに当たったと。
ヤフオクの方が評価がある分マシだったかもしれぬ。
このテのゲーム理論的な最適戦略って、基本はいい人戦略で入って、相手が誠実なら誠実で返す、相手が不誠実なら不誠実で返す。
ってことだったっけ?
岡田斗司夫が「僕たちの洗脳社会」で評価経済の話をしていたけれど、今後はこういったトラブルも減ってくるのだろうか。
騙すのは評判が下がるから、長期的には損であるというふうになるのかな。
ブロックチェーンとかの話も、似てる部分があるのではなかったっけ?
個人の取引履歴と相手からの評価がブロックチェーン的に紐付けば、結果の改変が不可能で、かつ誰にでも参照可能になるのではなかろうか。
そうすると振る舞いって変わってくるのかもしれないなー。
どこかで読んだ話で原典にあたっていないからホントかわからないのだけどね、今の中国人って公共での振る舞いとか、いわば公徳心がないように見えるじゃん。
まぁ昔の日本人だってロクなもんじゃないと思うけどさ。
あそこまでじゃないだろうけど、筒井康隆の「農協月へ行く」をご一読願いたい。
ホントか知らないけど、中国では個人の振る舞いとその評価が蓄積され始めていて、振る舞いの良い人は便益を受けやすくなるみたいだよ。
ホントか知らないけど。
例えば、それは一種の信用だからお金が借りやすかったり、レストランで良い席に通してくれたりするみたいだ。
人の行動は周辺のシステムでかなり変わるから、中国人の振る舞いが変わってきているらしい。
これ、どうなんだろうね。
ウルトラ監視社会にも思える。
みんなが便益を受ける窮屈なディストピアなのかなー。
まぁ、このブログだとかfacebookだとかtwitterだとかで自ら積極的に記録もしているけどね。
今後だんだん個人の振る舞いが記録されてしまうのは避けられない気がするよなー。